今回で22回目となりました社外見学会、まずは東京都 国立市にあります「株式会社リスト」様を見学させてもらいました。
こちらで特に注目したのが「傾斜回転床炉構造」になっている焼却炉です。
焼却炉が回転することにより廃棄物を完全燃焼することができるため、煤塵(ばいじん)もサラサラ、他の焼却施設よりも少量の煤塵となります。
また株式会社リスト様は、関連事業として造園やビルの屋上庭園も手がけられています。
施設の屋上には綺麗な芝生と植物が植えられたビオトープがあり、「ヒートアイランド現象」の緩和に取り組んでいます。
また15機の風力発電機も設置され、1日7.5kwを生み出す電力を場内照明の一部に使用されています。
緑豊かな学園都市にある廃棄物処理施設ということで、周辺環境への配慮に最善を尽くす姿勢がとても印象的でした。
マイクロバスで出発
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株式会社リスト様に到着 |
営業部の松嶋様がご案内してくださいました |
丁寧な説明に聞き入る社員
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こちらが傾斜回転床炉です |
設備の見学 |
施設の屋上はビオトープになっています
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綺麗に整った分別所 |
社員一同、大変勉強になりました |
つづいては、東京都 立川市にあります「国営昭和記念公園」にお邪魔しました。
公園の敷地面積は約165ヘクタール!東京ドーム40個分がすっぽりと収まってしまうほどの広さです。
四季の花々が彩る公園には年間 約380万人が訪れ、都市圏の癒やしの空間として大変人気のあるスポットです。
やはりこれだけの広大な敷地、大勢の利用者が訪れる場所ということもあり、公園内における廃棄物の処理についても
環境に与える負荷を最小限にする取り組みが行われています。草刈り屑、落ち葉、剪定枝など植物性廃棄物は堆肥としてリサイクル、
また生ゴミと動植物性廃棄物も堆肥化としてリサイクルされていました。
また園内のイベントとして、焼き牡蠣食べ放題の「かき小屋」が冬季限定で行われています。
そこでは沢山の牡蠣の貝殻が排出されるため、こちらを弊社ウム・ヴェルト経由で処理しています。
また公園内にはバーベキュー場があり、お昼は社内交流も兼ねたバーベキューランチを楽しみました。
国営昭和記念公園の入り口 |
冬季限定 の「かき小屋」 |
こちらは公園内のヤード |
公園内の植物性廃棄物を堆肥化 |
かき小屋から出た貝殻 |
綺麗に分別された状態が印象的でした |
バーベキューガーデンでお昼ご飯 |
野外でもテントの中でポカポカ |
社内交流も兼ねて皆で楽しくいただきました |
最後は奥多摩にあります、元禄15年(1702年)創業の澤乃井醸造元・小澤酒造を見学させてもらいました。
御岳渓谷の美しい自然に囲まれた観光スポットとしても人気の高い場所で、秩父古生層から湧き出た豊かな仕込水で造る日本酒はまさに別格!
酒蔵に併設された澤乃井園では、渓谷を眺めながら、お食事やお酒の試飲も楽しむことが出来ます。
やはり日本酒を造るには、綺麗で豊かな「水」が欠かせません。
自然からの恩恵を改めて体感することで、環境保全への配慮を改めて認識させてくれた貴重時間となりました。
奥多摩 澤乃井醸造元・小澤酒造 |
歴史を感じる佇まいを楽しみながら移動 |
酒蔵をご案内してくださいました |
お酒が出来るまでの工程を詳しく説明 |
蔵の井戸の入り口 |
中では仕込水となる岩清水が湧いていました |
仕込み水の試飲も楽しめます |
美しい渓谷も眺めることができます |
最後にみんなで記念撮影 |
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