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ウム・ヴェルト恒例行事、社外見学会を実施しました。

11月21日に第26回目となる社外見学会を実施いたしました。今回は来年の内定者を含む、総勢52名による参加となりました。
弊社の回収ドライバーや営業社員は、お客様を通じて処理場の様子を伺うことが出来ますが、事務職の社員はなかなか現場を見る機会が無く
このような見学会を通じて、実際の処理工程や施設を見てもらい、社内全体でリサイクル過程の情報共有を目的とした行事となっております。

まず最初は、機密文書の溶解処理からトイレットペーパーの製造販売をしております、川口市の「鶴見製紙株式会社」様へお邪魔しました。
一日に約160tの処理能力を持つ「パルパー」と言われる古紙溶解装置があり、約1tの古紙が5分で溶解処理されています。
機密文書にはクリップやホチキス等の留め金が混ざることもありますが、こちらの溶解施設はで古紙を溶かしながら異物類を
自動で取り除く装置がありますので、シュレッダーを通すことなくダンボール箱に入ったままの機密を保った状態で処理をすることが可能です。 また工場内では溶解した古紙を利用しトイレットペーパーを製造しております。
加工前の巨大なトイレットペーパーは大変迫力があり、もの凄いスピードで製品が流れるラインなど、初めて見る光景に大変驚いておりました。








また、鶴見製紙様で実施されている「環境整備」等の取り組みについても様々な場所でご説明頂きました。
社内で使用する工具や備品などは徹底した分別と整理が行われ、全ての社員が利用しやすいように協力し合う姿が大変印象的でした。
素晴らしい事務所内に我々も釘付けになり、その取り組みが少しでも実施できるように、参考として情報収集に徹しました。






続いて2か所目は、埼玉県 八潮市にあります「東武環境センター株式会社 八潮工場」様へお邪魔しました。
こちらでは木屑を破砕処理し、木材チップとして製造販売を行っております。一日に約120tの処理能力があるこちらの処理場では、
巨大な木屑が重機や破砕機を通じて木材チップと化し、チップは製紙メーカーや建材メーカーへ販売されます。
見学の際には東武環境センター様からのおもてなしで、社員全員へキャップのプレゼントがありました!
赤いキャップをかぶりながら2班に分かれ、施設内の細かな説明とご案内をしてくださいました。









そして最後に訪れたのは、茨城県坂東市にあります「株式会社 稲垣飼料」様へお邪魔しました。
こちらでは主にパン・クッキー・ビスケット・乾麺などの製造過程で排出される、小麦を主原料とした食品残渣を飼料化しております。
今まで廃棄物として処理していたものが、条件により買い取りでのご提案が出来ることから、弊社の食品リサイクルにおける協力業者として
いつも大変お世話になっております。処理場内は加工前のパンが山のように積載された状態で、小麦の香ばしい甘い香りが漂っていました。
また工場内に設置された破袋機も特別に稼働して頂きました。袋詰めされたパンを細かく切断し、風力を使い袋のみを吹き飛ばしながら
中身だけが取り出される大変便利な機械です。これには見学した社員も驚きを隠せず、分別された中身を細かく確認してしまいました。
最後は飼料化前のパンを抱えて、社員全員で記念撮影を一枚。







リサイクルされる過程を実際の目で確かめることにより、さらなる良質なサービス内容をご提案できるように、社員一同頑張って参ります。

 

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